毎朝、何を着るか迷わない。私たちの答えのひとつが、黒のモックネックです。なぜこれなのか。どう選んでいるのか。5年間着続けてきた理由を、記録しておきます。
ジャケット+黒モックネック(首元・顔なし)
セットアップに、黒のモックネックと黒の革靴。
ワイシャツを、やめた理由。
5年ほど前まで、私たちの仕事着はワイシャツにネクタイでした。変えたのは、人をまとめる立場になったときです。
理由は二つあります。
ひとつは、楽だから。アイロンも、ネクタイ選びも要らない。毎朝の小さな手間が、まとめて消えます。
もうひとつは、それらしく見えるから。若いうちにワイシャツとネクタイで立つと、どうしても「会社員」に見えてしまう。今の時代のリーダー像を思い浮かべたとき、そこにあったのはシャツではなく、ニットでした。
なぜ、モックネックなのか。
ニットにも、首元の選択肢がいくつかあります。
タートルネックは、正直に言うと苦手です。首が窮屈で、肌に触れるとくすぐったい。一日中仕事をするには、気になってしまいます。
かといって丸首(クルーネック)にすると、今度はカジュアルに寄りすぎて、きちんと見えない。
その間をとれるのが、モックネックです。首に沿うほど高くはなく、それでいて首元がきちんと立つ。UNFACEのルールに「迷ったらモックネック」とあるのは、この経験から来ています。
私たちが見ている、5つの基準。
黒のモックネックなら何でもいい、わけではありません。選ぶときに確かめているのは、次の5つです。
- 01首の高さが、タートルネックより低いこと。
- 02細い糸のウールで、ジャケットに負けない光沢があること。
- 03家で洗えること。クリーニングに出すという判断を減らすため。
- 04ジャケットの下で、着ぶくれしない薄さであること。
- 05傷んだら迷わず買い直せる、1万円前後であること。
今年の答え。
いくつか試してきましたが、サイズ感、シルエット、価格、手に入れやすさ。そのすべてで一番合っていたのが、スーツセレクトのモックネックでした。今も、このシリーズを選び続けています。
2026年の秋冬モデルは、素材が一段上がっていました。イタリアの紡績メーカー、ゼニア・バルファ社のエクストラファインメリノウールを100%使いながら、家の洗濯機で洗えます。
SUIT SELECT
ウールモックネックニット
ブラック
- 品番
- RBC26MN
- 素材
- ウール100%(ZEGNA BARUFFA エクストラファインメリノ)
- 洗濯
- 家庭洗濯可(おしゃれ着洗い・ネット使用)
- サイズ
- M/L/LL
- 価格
- 9,790円(税込)
2026年10月時点の情報です。秋冬の商品のため、在庫や価格は変わることがあります。品番は毎年更新されるので、店頭では「モックネックニット」の最新モデルを探してください。
正直な、ひとつの不満。
裾のリブが少しタイトで、立ったり座ったりするうちに、裾が上がってきます。これは、私たちが着てきたこれまでのモデルで感じていたことです。
今年のモデルで変わったかどうかは、実際に着て確かめたら、このJOURNALで報告します。
合わせ方は、ひとつだけ。
+ 黒のモックネック
+ 黒の革靴
インナーと靴の色を揃えると、全体が一本の線でまとまります。(UNFACEのルール「インナーとシューズは同色」です)
この組み合わせを決めてしまえば、毎朝考えるのは、ジャケットの色くらい。それも、迷うほどの数は持たなくていい。
ジャケットを脱いで腕まくりしたシルエット(顔なし)
ジャケットを脱いでも、モックネック一枚で成立する。
まとめ
黒のモックネックは、楽で、きちんと見えて、組み合わせに迷わない。毎朝の「何を着るか」を一つ減らすための、私たちの答えです。
